生きる・活きる
日本画家 南正文さんのドキュメンタリー映画を見ました。
桜の美しい絵を先に見ていたので
どんな方が描かれたのかなと思い参加🌸
南さんは、小3の時に事故で両腕を失い、
絶望を感じながら生きている中、
大石順教尼に出会います。
大石順教尼もまた両腕をなくす経験をされ
口に筆をくわえて毛筆や日本画の制作に
取り組まれていました。
口で筆を動かす所から
この繊細で奥行きある絵を描かれたのです。
【禍福一如】
ものごとは、
心の持ちよう、自らの捉え方次第で
幸せにも不幸せにもなる。
「両手を失ったことが不幸の条件になるのではなく、
両手を失ったことが幸せの条件になるように
頑張りたいと思っています。」
と語られていました。
ご本人は他界されていますが、
奥様の弥生さんも会場に来られて
お話を聞くことが出来ました。
とても明るくて芯のある美しい方。
以前はヨガを教えておられ、インドにも単身で行かれたと!
すごい夫婦でよく話し合ったと語られていました。
逃げない。向き合い続ける姿。
こころの在り方、生き方、
人との出会いについて
感じ考える機会でした。
今回の上映会は南さんとも親交のあった
古川 宜宏(よっちゃん)によるもの。
胸がいっぱいになりました。
よっちゃんありがとうございます😊
久々に会えた方々も居たのも嬉しかったな。
この絵は、代表作「活きる(桜)」🌸
80号というとても大きな作品です。
※4月は京都山科でも上映会が行われます。