連休終わりに思う「非日常」
連休、どんな日を過ごされましたか?
私はほぼ普段と変わりなく、
たまに近場に出かけたくらいでした。
まとまっての休みは
流れる日常から立ち止まり、
離れる機会で昔から好きでした。
つまり、
“非日常”
日常から離れて、
リラックスしリフレッシュする。
“非日常”がコンセプトの
軽井沢の星野リゾートで
働いていたことがあります。
ヨガ講師になる前、10年以上前のこと。
旅館再生事業を行う星野リゾートという企業に興味を持ったこと、
軽井沢に行き、
自然の中にあるくつろげる空間が気に入り、
”ここでもっと過ごしたい、
それなら働いたらいいんじゃない?!という思いから。
同じエリアにある
ハルニレテラスの丸山珈琲は
ホッと一息つきながら、想像力を掻き立てる
興味ある本が自由に読めて、目の前には緑が広がる、、そんな場所にも心惹かれました。
(その当時は本を読みながら、
コーヒーが飲める場所って今みたいになかったです)
非日常のために、
星のや軽井沢には
お部屋に時計はなく、
移動はcube
(日産の黒いcube。星のやのマークが入り)
上げ膳据え膳で美味しい料理、
大地の豊かさを肌で感じる温泉、
広々とした空間、自然があります。
日常でバリバリ働き、役割を全うし、
そんな役割をいくつも持っていて
重くなった身体と心を、
まるで鎧を脱ぐかのように
軽やかにゆるんでいく場所。
そんな空間でゲストをサポートできるのが
楽しかった。
“どうしたらくつろぎ、喜ばれ、
圧倒的な非日常を味わってもらえるか”を
考え実践していました。
ヨガ講師を本格的に始めるために、
離れましたが、
星野リゾートで多くのことを学びました。
休むからこそ、
リラックスして
リフレッシュできて
リニューアルできる。
エネルギーに溢れ、
アイデアも湧いてくる。
日常から離れてみて、
日常で大切にしていることが見えてくる。
それは、
海外に出て日本の良さに気づくのと同じ。
離れて、
俯瞰して、
客観視できて
気づくこと、わかることがある。
また新たなスタートが始められるって。
だから、
日常走っている人こそ、
非日常は大事。
まとまって休めなくても、
ちょっと立ち止まり、深呼吸するだけでも
ふと力が抜ける。
この非日常を日常の中に、
ヨガとして取り入れたら、、
よりアクセスしやすく、
日常が鮮やかに豊かになると思い
ヨガを伝えています。
だからリトリートも行います。
走り続けて疲れているけど、休めない。
止まると、また走れなくなるんじゃないかと不安になる。
身体は休んでも、考え事が止まらずリラックスできない。など、
そんな休み下手から休み上手になるために、
自らの可能性をさらに開くためにも
“非日常”の時間が奥行きと深さを
もたらしてくれます。
非日常も日常も共に大切で、
バランスがとれてこそ
健やかで幸せなんだと思います。
そして、
日常も非日常も境がなくなり
一つに溶けてゆく。
※1dayヨガリトリート@京都 妙心寺を
5/14(土)に開催します。
詳しくはHPのトップより。
あと2名様ご参加頂けます。