なぜ私はストレスリリースヨガを伝えているのか?
今日は「なぜ私はストレスリリースヨガを伝えているのか?」
についてお話ししたいと思います。
「ストレスリリースヨガ」は私の経験から生まれました。
小さい頃からアトピーがひどく、
荒れるお肌のお手入れ、
イライラしたり落ち込んだりする気持ちをどう保ち
ご機嫌でいるかをずっと探ってきました。
気持ちということから心に興味を持ち、
大学では心理学を専攻しました。
卒業後は証券会社へ就職。
相場もお客様の心も日々変化する中で
営業10年。
山あり谷あり、2008年 リーマンショックも経験しました。
あの当時の私は、
呼吸を忘れ、
神経を擦り減らして、
ストレス山盛り抱えて働いていました。
土日どちらかは一日中寝てゆっくり過ごさないと
心身ともに回復が間に合わなかったです。
もちろんお肌の調子もよくありませんでした。。
その当時の日経新聞の求人欄によく出ていたのが
証券会社営業と製薬会社MRでした。
”離職率が高いんだな、そりゃしんどいもん!”
なんて思ったことを思い出しますwW
ヨガはこの頃ストレス解消のために始めたのでした。
ヨガスタジオに週に1、2回通い、
ポーズ中心の練習をしていて、
身体を動かしてすっきりする感じはありましたが
根本的なストレス解消というより、
“発散”という意味合いが強かったように思います
他にも
食べること、
飲むこと、
買い物などで
ストレス発散して毎日を乗り切っていました。
仕事終わりにパーッと飲んで歌ってましたね。
年2回の1週間休暇には海外に出かけて、
日常からできるだけ遠いところに逃避して楽しむ
ことを心の支えにがんばってました。
(心の支えって大げさかもしれませんが、本当にそんな感じで、楽しみでした。
旅先での解放感、好奇心が満たされるのも旅が好きな理由の一つです)
2008年世界の金融危機 リーマンショックの時には
相場の急激な下落もあり、
アトピーはとてもひどくなり、身体も心も悲鳴を上げて
ついにはドクターストップがかかってしまいました。
それからしばらくして回復し、ヨガスタジオにも復帰。
クラス冒頭の先生の話が、心に響くと感じることが増えてきました。
自分が生きやすくなるようなメッセージ。
私の今の状況知っているのかな?と思うようなものでした。
休んでゆるんだから、話が入ってくるようになったんだと思いました。
それまでは、聞いているようで聞いていなかったのでしょう。
身体はそこにあっても、
頭も心もここにはなくて別の場所、
仕事や他のことを考えていることが多かった。
まさに「心ここにあらず」だったと今ならわかります。
リラックスすることの大切さを思い知り、
自律神経のバランスをとり、調子を取り戻していきました。
それからポーズだけではない、
物事のとらえ方
ヨガ哲学
呼吸
瞑想
といった「生き方としてのヨガ」の学びと実践を重ねていきました。
もうすぐで2年近くになるコロナ禍の大きな変化において、
昔の自分とは違う、ヨガの実践による恩恵を感じています。
不安や焦り、ストレスを私も感じることはありますが、
ヨガの智慧と実践を取り入れることで、
変化の波に乗りながら、
ストレスを上手に扱うことができ、
健やかで調和のとれた自分がいます。
バランスを崩しても、いち早く気づき対処できる。
落ち着いて、
そして新しく創って進んでいったらいいんだって思う自分がいます。
(昨年の4月の緊急事態宣言時、お仕事が全てなくなりました。正直焦りました。。)
休むこと、ゆるむことで
見つめなおし、気づき、
また新たに進むことができる。
体だけでなく、心・脳も休ませると
実はパフォーマンスがあがり、叶えたいことの実現が加速していくんです。
今みたいに情報に溢れ、スピードの早い社会を生きていると、
積極的に休みをとれずに流されてしまう。
凝り固まった身体と心では変化に対応しづらい。
人とも今までみたいに会えなくなって、寂しさや孤独を感じたりもする。
こんな今だから、
誰かと繋がっている。話ができる。ほっとする。
そして身体を動かして、氣を巡らして、落ち着きと調和を取り戻す。
これまでの発散ではなく、
根本からストレスとの付き合い方を見直してみる。
ストレスをどう捉え、
心身ともに健やかに居て夢を叶えていくのか?
「ヨガをもっと早く知っていたら、もっと早く、楽に、生きやすかったのに」
と思う経験から今必要とする人に届くように
ストレスリリースヨガを行っています。
特に、
頑張りすぎていて、休み下手って思うあなたへ。
「ほっとして、喜びを味わえる。心身の健康」が
私の人生にずっと通底するテーマで探求を続け、今ここに居ます。
身体を動かして、
呼吸と心が繋がり
自らが生きている実感・喜びを感じる。
そして自分の望む人生を生きる。
あなたの健やかで豊かな人生のお役に立てるように
との思いで、私はヨガを伝えています。