【私、○○を手放しました。】
あるクライアントのお話です。
コロナになり、1年8ヶ月前から
心療内科に通われている50代女性。
主婦の方で、
・心配や不安が大きく眠りが浅い
・回転性のめまい、ふらつきがある
・頭痛が時々ある
・冷え 特に足先
これらが主訴。
鍼灸治療もされています。
5ヶ月前からヨガのパーソナルレッスンを
私がすることになりました。
お話を聞き、
呼吸を感じ、
客観的に見るところから始まりました。
胸での浅い呼吸、
お腹はほとんど動かず。
身体を動かして、
寒い冬の時期というのもあり
熱を生み出す、巡らすことを
丁寧に重ねていきました。
自発的に家でもヨガの練習をするように
なっていかれたんです。
そして、
「今まで5錠飲んでたお薬が3錠減りました」
とこないだのセッションで
嬉しそうに話してくれました。
お薬を手放していくことができたんです。
お医者さんと話をして決められました。
減らして2週間、体調は安定していると。
一番初めに会った時にお話されていたこと。
“心配や不安が楽になり、お薬もなくして、
よく眠れるようになりたい”
その理想の状態に少しずつ近づいています。
一気に変わると、
ホメオスタシスのフィードバックがかかるので
少しずつ、でも着実に。
呼吸も最初とは全く違って、
もちろん表情も😊
春の暖かさもあるでしょうが、
このしんどかった1年8ヶ月が
明るい方向に向かっているクライアントの姿に
私も温かな気持ちになりました。
1人1人状況は違いますが、
ヨガでサポートできることは
たくさんあると思います。
今日の朝刊にも、
“孤独”に関して、
政府の初の実態調査結果の公表記事がありました。
4・5%の人が常に孤独感を抱えているとの
結果。
年代別では
30代が7・9%、
20代が7・7%と高く、
多くの若者が孤独感を覚えていることが
明らかに。
また、
孤独感が「しばしばある・常にある」と回答したのは、
年代別では20~30代に続いて、
40代が5・6%、
50代は4・9%だったとのこと。
テレワークや飲み会の減少など
人と会う機会が減っているのが原因とされていますが、
新しく繋がることもできるので、
抱え込まずに、気楽に話したり
一緒にヨガできたらいいなと私は思っています。