【中庸】
日経の裏面、私の履歴書
今月は
野村ホールディングス名誉顧問
古賀信行氏だった。
2003-2008年 野村證券社長を務めていた。
ちょうど、私が野村證券に居た時。
今月に入って連載が始まったのを
読みながら、
証券時代を懐かしく振り返っていた。
古賀さんのことば
「やってやれないことはない。
やらずにできるわけがない」
まさに野村證券らしい。
こう言ってはったなぁと思い出した。
社会に出て働き始めた野村證券。
“この会社、おもしろそうな人たちがたくさんいる。ここにいたら、私もおもしろくなりそう”
そう感じたことから、働くことになった。
実際に働いてみると、
仕事はもちろん、
それではなくて
何かこだわりあったり、
すごく詳しかったり
(歴史とか電車とか、海外のこととか)
話してると楽しい人が多かった。
だから営業だったのかもしれないなぁ。
美味しいお酒やお料理も頂いた。
大間のまぐろを知ったのも食べたのも、
入社してからだった。
社会に出て
名刺の渡し方、電話対応といった基本マナーから
営業のこと、社会のこと、人として、
たくさんのことを
先輩方々、お客様に教えて頂いた。
育てて頂いた。
本当にありがたいと思う。
そして
年次が上がり、後輩にも伝えていった。
しんどいことも多かったけど、
野村證券で働いた10年は
確実に私の礎になっている。
ちょっとやちょっとのことじゃ、へこたれないから。
去年、日本橋の本社 軍艦ビル前を通ったら、
移転中だった。
また新しくなっていくのだろう。
古賀さんの座右の銘
【中庸】と、
連載に書かれていた。
私は今ヨガで、
【中庸】と伝え、実践しているのが
繋がっている感じがして、
なんともおもしろくご縁を感じた。