私の落ちこぼれストーリー①
少し前にヨガレッスンをバイリンガル(日本語と英語)で行ったことをお話ししました。
英語に絡んで思い出したことがある。
私のヨガティーチャートレーニングの話。
ヨガは証券会社営業の頃、ストレス解消で始めたのがきっかけ。
職場近くにあったホットヨガスタジオ。
「ヨガってなんかよさそう。自分のペースでできるし」
と思ったところから始まった。
身体を動かすと肩コリが楽になった。
日中使っていた頭や神経がふーっと緩んでいった。
そして、
ヨガの最後に仰向けになる時間
”シャバーサナ(屍しかばねのポーズ)”
これが心地よかった。
何も動かずただ仰向けで居る。
そのまんまで。
思ったような成果が出せてない時でも、
お肌が荒れていても、
私の価値がなくなっているわけじゃないのだ。
起き上がってきて座ってクラスが終わるのだが、身体も気持ちもスッキリしていた。
日頃色々あるけど、
“大丈夫”って思えたりした。
ただ
ホットヨガの暑さがしんどく感じることもあって、足が遠のいた時期もあった。
そして、
退職して時間ができ、
太っていたのでやせようと思い、
ジムに通い始める。
(今より8キロ太っていて体が重かった。スーツのベルトの上に自前の浮き輪が乗っていたWW)
そこでヨガにも参加。
レッスン前のある先生の話が心に響いた。
今の私の状態を知っているのかな?と思ったくらい。
(もちろん話していないから知らないのだけど)
物事の見方、考え方、ヨガ哲学を、身近なことで話してくれる先生。
そこでも動いて、
最後のシャバーサナ(屍のポーズ)の心地よさを感じた。
特に
心についての話に惹かれた。
「かゆみでイライラしたり落ち込む“心”をどう扱って、ご機嫌でいるか」が
アトピーで悩んでいた私にとって、ずーっと人生のテーマだったから。
証券営業のストレスはなくなっていたが、
それでも日々感じることはある。
身体と心の探求は今も続いている。
それから先生とも話すようになり、
ワークショップに参加したりヨガへの興味関心が深まっていった。
「さらに深く知りたい」と思い、ティーチャートレーニングに参加することを決める。
その当時は人に教えるつもりはなく、ただ深く知りたいという理由だった。
そこで選んだのがオーストラリアのバイロンベイ。
自然の中でどっぷりヨガをしたいと思ったから。
ヨガの流派があることも正直よくわかっていなくて、直感だった。
約1か月の合宿型の、全米ヨガアライアンス認定コースのトレーニング。
RYT200と呼ばれる、指導の基本となる資格。
認定の資格なので指導に必須ではないが、あると勉強したことがわかる。
ゴールドコーストからバイロンベイに入る。
いよいよトレーニングが始まる。
参加者のほとんどがオーストラリア人。
日本人は私入れて3名。
私の英語力は日常会話レベル。
チャレンジでもあった。
長くなったので、続く^_^