私の落ちこぼれストーリー②
【私の落ちこぼれストーリー②】
前回は、
ヨガを深く知りたいと
オーストラリアのバイロンベイで
ティーチャートレーニング(TT:RYT200:全米ヨガアライアンス)に参加したきっかけの話。
証券会社の営業のストレス解消のために
ヨガを始めた。
当時、
実は、お腹のお肉がたぷんと
ベルトの上に乗ってたことも本当です。
食べて、飲んでで発散して
動く習慣もほとんどなかったから。
お腹がたぷんとしてたのが悪いわけではなく、
そんな自分が心地よくなかった。
なぜなら
ベルトが食い込み苦しいから。
特に座ったとき。
気になりながらも、
そのままにしている自分が嫌だった。
今日はその続きです。
オーストラリアのバイロンベイは、ゴールドコーストから南に下った海の街。
イルカも見られる美しい場所。
自然を存分に感じられることを理由に直感で選んだ。
バイロンヨガセンターでTTに参加。
参加者のほとんどがオーストラリア人。
日本人は私入れて3名。
私の英語力は日常会話レベル。
トレーニングだけでなく、
英語もチャレンジ。
“できるかどうか”より、
“やってみたい”で決めた。
いざ始まると、
動くクラスはいいが、解剖学、ヨガ哲学がわからない。
動いてポーズをとることを中心にやってきたから、
専門的な解剖学やヨガ哲学の詳しく体系立てた学びははじめてに近い。
だから学びに行っているのだけど、それが英語。
どんどんわからなくなっていく。焦っていく。
解剖学で筋肉や骨、関節の動きの説明が全部英語。
日本語での知識も不十分。
わーー、わからない💦
身体のパーツはわかっても、骨、筋肉って・・・。その働き、起始停止とか。
興味あるヨガ哲学。
だけど、
日本語でも哲学の話は簡単ではないのに、講義を聞いて、
ディスカッションで自分の意見を言うって
簡単じゃない。
苦痛にさえ感じる。
しどろもどろもいいところ。
わからない焦りと空回りで、どんどん浮足立っていく。
じりじりと焦ってくる。
わからない。
トレーニングは、朝6時の瞑想から一日が始まり、夜9時頃終わっていた。
それから深夜まで復習しても追いつかない。
動いているから身体の疲労も、緊張も集中もしているから脳も心も疲労している。
また朝が来る。
わからなくてどんどん自信をなくしていった。
日常会話すら自信を無くして、話すのが嫌になって
会話が全く入ってこなくなっていった。
「なんで私、ここに来たんやろ?」
何度もそう思った。
続く。